これまで経験した職種で転職した方が良いのか、それとも、未経験になるけれども違う職種で応募していった方が良いのか、転職活動を始める前に悩まれる人がいます。
考えることは大事ですが、漠然と二者択一的な検討のしかたでは、もしかしたら、どんどん悩ましい状態になってしまうかもしれません。そんな時は、「ありたい状態」から考えてみませんか?
こんにちは。
転職PRの専門家・西澤です。
「転職はしたい。」と思うのだけれど、求人情報などを見てもどれが自分に合っているのか分からず、なんとなく「〇〇職かなぁ」って漠然とした状態で、なかなか前に進めない人も少なからずいらっしゃるようです。
あなたはいかがですか?
私が運営する『転職の個別サポート塾』でも、少なくないお客様から、
「どの職種に応募すれば良いか、迷う」
「ピンとくる求人(職種)が無くて困る」
「自分に合っている職種がどれなのか、分からない」
などのご相談は、よくあります。
そうした「やりたい仕事が明確でない」お客様は、
「これまで経験してきた職種で転職するのがイイとは思っているのですが、それが、自分に向いているとも、望んでやりたいとも、思わないんですよね。でも、やりたい事(職務)は明確じゃないんですよ。どうしたら、イイんでしょうか? やっぱり今まで経験した職務で応募していくしかないんでしょうか?」
なんて質問される事も多いです。
それに対する私の回答(アドバイス)は、もちろんお客様のご経歴や状況によって、それぞれ違いますが、多くのお客様に共通してアドバイスする事があります。
それは、やりたい(応募する)職務を探すよりも、「まずは、ありたい状態を見つけましょう」と言う事です。
恐らくあなたは、ありたい状態…?って、思いましたよね。
そう、「ありたい状態」なんです。
どういう事なのか、下記を読んでください。
ありたい状態を見つける事が何故必要なのか?
自分が「ありたい状態」を、把握できている方はかなり少ないと思います。
「今まで経験してきたから」
「これしか出来ないから」
なんて考えて応募先を探している方や、
「給与はこれ以上で」
「残業が少なく」
「休みが124日以上で」などの
条件面で求人を見て探している方は
まず、この「ありたい状態」を持って(分って)いないでしょう。
その自分が「ありたい状態」は、下記のような問いかけを自分にすると見えてきます。
■ 時間も忘れて集中してやっていた時は?
■ もっとやっていたいと思った時は?
■ 意識して努力していないのに、周りの人より自然と上手くできてしまう事は?
■ それをやっている時に楽しいと思った時は?
■ 周りから「大変だね」と言われるような事をやっていても、全然そんな風に感じなかった時は?
など、上記のような問いかけをすると思い出したシーンがあると思います。
それが「ありたい状態」を探していく手がかりです。
私が運営している『転職の個別サポート塾」では、前述のように「どの職種に応募すればイイのか」と迷われているお客様には、自己分析を一緒に行う時に上記の問いかけをしていきます。
そこで思い出したシーンと、自己分析を行って出てきた「強みの基」とを併せて考えると、その「ありたい状態」が段々と分かってきます。
その「ありたい状態」を実現してくれる環境は、職種という大きなくくりでは見つけられないのです。
だから、「応募したい職種が見つからない」「ピンとくる職種が無い」というのは、当然です。
きっと、そういう方は、自分では明確に把握できていないけれど、潜在的に、自分の「ありたい状態」をなんとなく知っているのでしょう。
そういう方が自分の「ありたい状態」を把握したら、その「ありたい状態」を実現できる求人情報をキャッチできるようになっていくハズです。
それに該当するのが〇〇職だ、となれば、その職種を中心に応募していけばイイですし、
特定の〇〇職に絞れなければ、職種を限定せず、その「ありたい状態」をなるべく長い時間味わえる可能性が高い職務を担当できる求人を探していくようにすればイイのです。
実は、この「ありたい状態」から考える、は転職で迷われている方だけでなく、起業・副業などの方向性を探っていく時にも役立ちます。
上記のようなアドバイスやサポートセッションを受けたお客様からは、
「目から鱗です。こんな考え方があるんですね。」
「確かに、この状態が一番幸せな状態です。それが多く感じられる仕事に就けば、やり甲斐を感じられます。」
などのご感想を頂いています。
もし、あなたも「どの職種に応募すればイイのか」など応募先への迷いを感じているなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。一緒にあなたの「ありたい状態」を見つけ、あなたが幸せになれる転職先に応募できるようにしていきましょう。