好奇心から「他」に関心を持つのは悪いことではなく、むしろ良い習慣だと思います。ですが、好奇心からではない「他の人はどうされていますか?」という問いは、心配からくる正解探しです。ある意味「思考停止」状態とも言えます。そんなの怖くないですか?
こんにちは!
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは、『他の人はどうしていますか?』です。
『転職の個別サポート塾』で多くのお客様の転職活動をサポートしていると、
自己PRを作っている時でも、
職務経歴書を作成している時でも、
面接の応答を検討している時でも、
応募候補を探している時でも、
志望動機を作っている時でも、
「他の人はどうされていますか?」という質問をされるお客様が、1割程いらっしゃいます。
この問いかけをされた時、私は下記のように返答しています。
「〇〇さん、ご心配になる気持ちはよく分かりますが、他の人は関係ないですよ。それぞれの人に適切な内容(表現など)がある訳ですから、他の人のケースは〇〇さんには当てはまりませんよ。だから、〇〇さんにとって最適な内容を一緒に検討していきましょう。」
上記のようにお答えした上で「自己PR」や「志望動機」などの文章を一緒に考えていくようにしています。
また、転職失敗⇒短期離職などで心が弱っているお客様からも、短期離職の理由を考える際、前述の「他の人はどうされていますか?」を訊かれることが時々ありますが、そのケースでも、前述の私の返答とほぼ同様です。
お客様が良い結果を出せるよう、お客様のことを第一に考えている専門家の私とお客様ご本人の二人三脚で一緒に考えて最適な内容にしようと検討している最中に、「他の人はどうされていますか?」と問いかけるのは、心配からくる「正解を探してしまう癖」の発露のようにも感じます。
寄り添ってサポートしていますのでお客様のご状況やご心配はよく知っていますから、つい訊きたくなるお気持ちも分かりますが、でも、その「正解探しをしてしまう癖」や「他の人のことを聞いて安心したい心理」は、転職成功に近づく思考・行動ではないと思うのす。
ですので、サポートセッションでは、その癖や心理を良い方向に誘導できるよう努力しています。
もし、あなたも心配や不安から「他の人はどうしているんだろう?」と気になってしまうのなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。