「注意すべき応募の順番」とは、どういう事なのか分かりますか? あなたは、ちゃんと順番に注意して応募できていますか? もし、出来ていないとしたら、大きく損してしまうかもしれません。
こんにちは!
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは、「応募の順番」です。
運営する『転職の個別サポート塾』でお客様をサポートしている時に、「応募の順番を間違えないでくださいね」とよくアドバイスしています。
あなたは、この「注意すべき応募の順番」とは、どういう事なのか、そして、どうして注意しなくてはいけないのか分かりますか?
実は、この注意(アドバイス)の意図を、これだけ(この時点)で、正確に理解できる人はそうは多くはないでしょう。
特に、エージェントに登録して、キャリアアドバイザーから言われるままに、志望度に大きくバラツキがある30社以上に一気に応募してしまう方には、どういうことが起きるのか想像できないと思います。
それでは、どういう事なのか下記で説明していきたいと思いますので、続けてお読み下さい。
あなたは、強い意思を持っていますか?
私は、これまで1,200名のお客様の転職をサポートしてきました。
そのサポートの中で、お客様とお話ししていて、「内定を1つもらってしまうとホッとしてしまい、もう転職活動を続けるのが億劫に(面倒くさく)なってしまう」方が少なくないんだなぁ、と感じております。
つまり、自分にもっと適した「ご縁」の会社がある(あるかもしれない)のに、それを探さずに転職活動を止めたくなってしまうのです。
もちろん、私のサポートを受けている最中であれば、お客様に「〇〇さんの求めていた職場は、そこじゃないですよね。そこは第一志望群の会社たちとご縁が出来なかった次(もしくは次々)の候補ですよね。」と諭して、辞退することも行えるのですが…
でも、私のサポートを受ける前の出来事として、お客様からお聴きしていると、「本当は第一志望群ではないのに、なんとなく受けてしまって、内定をもらちゃったから、その内定に承諾しちゃった」的な感じで、転職されている方が少なくありません。
そして、入社してみて実際に働き始めてから、「あれ、この会社じゃないかもしれない。この仕事(職場)では、転職した意味ないかも…」なんて後悔を覚え、短期離職になってしまうことへの心配や不安を抱えて、『転職の個別サポート塾』(私)の無料相談に申し込まれることが多いのです。
なぜ、このようなコトが起きるのか、コレをお読みのあなたなら、もうお分かりですよね。下記を見てください。
1)自分の求めていることを箇条書きで明確にしていない。そして、その優先順位もつけられていない
2)「仕事」「業界」「会社」の優先順位をつけずに、一気に多数応募してしまっている
上記の2つのせいで、あまり遭遇したくない「転職失敗⇒短期離職」が起きてしまうのだと思います。
上記1)が明確で優先順位がついているなら、順番もよく考えて応募するでしょう。
今回の転職で携わりたい「仕事」があるなら、まずは、その「仕事」の求人だけに応募していくべきです。
なのに、それ以外の「仕事」についても、並行して一斉に応募していては、それ以外の仕事の応募先から、先に「内定」をもらう可能性(危険性)がある訳です。
内定なのだから「危険性」なんて誤記じゃないの? と思われた方、するどいですが、誤記ではありません。
その内定を迷わず辞退できるのなら危険性は無しですが、内定を手にした途端、「内定もらったのだから、ここでいいか。第一志望群の反応は良くなさそうだし…」なんて自分で自分の妥協を説得する構図になるなら、それは危険性アリと大いに言わざるを得ません。
内定をもらっても慎重に検討して辞退できる方は、どういう順番で応募しても構いませんが、
内定をもらったら自分の望みに蓋をして妥協への道を進みそうな方は、自分の希望の優先順位が高い方から応募していかないと、人生損してしまうかもしれない訳です。
あなたは、いかがですか?
だから、エージェントのお勧めは危険です
人材紹介会社(エージェント)のキャリアアドバイザーから、「はじめは、〇十社以上一気に応募した方がいいですよ。」とアドバイスを受けられた方は、少なくないと思います。
上記〇十社は、年齢や希望職種など様々な要因で、〇の中に入る数字は変わってきますが、少なくとも2、よくある3、多いと6~8なんてケースもあるようです。
30社以上に一気に応募すれば、その中には、第一志望群でない求人会社が混ざってくるのは当然だと思います。
そうなると、前述した悩ましい状況が発生する危険度は高まる訳です。
あなたは、第一志望群でない求人会社から内定をもらった時、冷静に検討して、辞退できると思いますか?
自分の求めていることが明確でない人ほど、要注意です
あなたの今回の転職で求めている(実現したい)ことは、明確ですか?
言語化して列挙できていますか?
その箇条書きから「給料」や「休日」などの条件面を横に除けてみてください。
何が、残っていますか?
複数ありますか?
あるなら、それらに優先順位をつけてください。
そして、その優先順位のTOP3を満たすだろうと思える求人企業に、第一段階の応募をしてください。
その中に、優先順位のTOP3を満たさない求人企業は入れないください。
入れても良いのは、「この求人企業は面接の練習をするために応募する」と明確な目的を持った場合だけです。
そうでなければ、不純物が混ざった状態での応募になってしまいます。
その不純物から「うちに来ない」と真っ先に誘われた時、断れる意思の強さを、あなたは持っていますか?
持っていなければ、上記のアドバイスをご参考にしてください。
つい先日サポートした若いお客様も、デザイナー職を目指していたはずなのに、第一弾の応募の段階で、デザイナー以外の仕事がいくつも含まれていて、
「これ、マズくないですか。人手不足だと、△△△△職に応募すると面接に呼ばれて内定出てしまうかもしれませんが、内定出ても辞退しますか?」
と私からお訊きしたら、
「いやぁ、デザイナーの求人は少ないし、受かる可能性は高くないって分かっているから、他の仕事も応募しといた方が良いかと思って…」
と回答されました。
こういう感じで応募してしまうと、お客様一人なら、辞退せず、内定承諾してしまう未来が、なんとなく想像できます。
お客様もそう思われたので、そこで方向修正して、まずはデザイナーへの応募をしっかりやりきって、それでご縁が生まれなかったら、幅を広げて他の職種にも応募することにしました。
その方針(覚悟)を明確にして行動したら、めでたくデザイナーの求人で面接に呼ばれ始めております。
もし、あなたが転職に求めるコトがボンヤリしているなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。きっと、あなたも「もっと早く利用すれば良かった」と思いますよ。