転職活動の面接で、色々な質問に答えてきて、やっと終わりそうかなぁと思っている頃に待っている最後のフェーズが、面接官からの「何か質問はありますか?」ですよね。そこで何を訊けば良いのか分からず、迷って不安になっている人も少なくないようです。
こんにちは!
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは、「面接の最後の逆質問について」です
『転職の個別サポート塾』でお客様をサポートしていて、「自己PR」を作って、「職務経歴書」を完成させて、「志望動機」も考えて、「面接での応対の台本」まで作ると、多くのお客様は、サポートを受ける前とはまったく違い、自信を持たれています。
ですが、そんな状態になっても、お客様から、下記のようなご相談を受けることがよくあります。
「面接の最後に、面接官から、”何か質問はありますか?”と訊かれた時に、何を訊けば良いのでしょうか? 〇〇〇〇〇〇とかは訊いてはいけないんですよね。」
上記の〇〇〇〇〇〇に何が入るかは、なんとなくお分かりになるでしょう。福利厚生、休みや残業などについてですよね。
それを質問するのは、NGだっていう事は、みなさん知っているんです。
でも、自分から何を質問すれば、正解・適切なのか分からなくて、前述のご相談になる訳です。
あなたは、分かりますか?
何が最適な質問なのか、人によって違いますから、ここで具体的な質問の内容を載せることは出来ないですが、どんなお客様にも共通してお答えしている私からのアドバイスを、今日はお伝えしたいと思います。
逆質問の内容を考える以前に、知っておきたい大事なこと
実は、応募者側から面接官に逆質問する内容を考える前に、知っておいて欲しい大事なことがあります。
その知っておいて欲しい大事なこととは、『転職の個別サポート塾』での5回以上のコースでは、面接対策準備セッションで、私からお客様にアドバイスすることが多い内容です。
下記が、そのアドバイスです。
面接官が簡単に答えられる質問にしましょう
面接官が簡単に答えられる質問をした方が良いのは、なぜだか分かりますか?
それは、面接の最後だからです。面接官も応募者のことを知ろうと色々質問をしてきて、疲れているのです。
やっと終わろうとしているところに、答えるのにすごく頭を使う質問がきたら、面倒くさいと思う面接官も少なくないでしょう。
だから、大して頭を使わなくても答えられる簡単な質問をしてあげると、面接官も気楽に答えられて、内心ほっとするのです。
もちろん、あなたが知りたいと思う事項について質問することが前提ですが、あなたの質問を聞いた面接官が、「あ、それなら、〇〇〇〇〇ですよ。」的に簡単に答えられる内容を、まず初めに質問しましょう。
そんな質問をして、上記のような回答を面接官からもらえたら、次にやって欲しい事が下記です。
答えてもらったら、あなたがすべきことは?
面接官が回答してくれたら、あなたがすべきことは、それに対してお礼を含めたリアクションをすることです。
「ありがとうございます。〇〇〇〇〇なんですね。」みたいな感じで、気持ちの良いリアクションをすれば、あなたに対する面接官の印象も良くなるはずです。
それに続けて、「それでは、△△△△△については如何でしょうか?」みたいな感じで、回答を受け止めて、それを深堀りしたり、関連する事項についての質問をしていけば良いのです。
この段階での質問も、もちろん、面接官が簡単に答えられる内容です。
それを繰り返せば、あなたと面接官で自然なコミュニケーションを取っている感じになるでしょう。
もらった回答という情報のピースを後で活かす
面接官から聞く事ができた回答は、内定をもらった時に承諾するかどうかを検討するための大事な情報のピースです。
なので、面接が終わったら、その聞けた回答を整理して、あなたなりの分析をして、疑問があれば、二次面接や内定面談で確認していけば良いでしょう。
面接官への質問内容を考える前に知っておいて欲しいことは、以上です。
「面接官が簡単に答えられる内容の質問をした方が良い」って、意外ではなかったですか。
それで良いなら、質問の内容を考えるのも難しくなさそうではないですか。
簡単に答えられる質問から始めて、面接官と良い感じのコミュニケーションをとって、面接官の印象を良くして、内定に近づけましょう。
上記を読んでも、最後の質問で何を訊けば良いのか、もし、あなたが悩むなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。きっと、あなたも「もっと早く利用すれば良かった」と思いますよ。