初めての転職。「職務経歴書どう書けばいいの?」転職の悩み【職務経歴書】編
こんにちは。
転職PRの専門家・西澤です。
今日は
「はじめての転職で、職務経歴書を書くときに知っておきたい事項」
をお伝えします。
はじめての転職とは言っていますが
2回目でも、3回目でも
お役に立つ内容ですので
参考にしてください。
まず、職務経歴書のフォーマットを決めましょう
職務経歴書は
原則フリーフォーマット。
つまり、形式は自由だと言うコト。
でも、よほど個性的な人以外のほとんどの人が、世の中に出回っている幾つかの形式を使って、職務経歴書を作られています。
転職の個別サポート塾でも、転職・再就職で基本とされる形式をベースにして、採用担当者が読み易い内容に、お客様と一緒に作っています。
A4サイズの用紙2枚に収まるようにします。
そして、そこに載せる項目の順番にも意図があります。
あなたが「選ばれる」ための職務経歴書にするために、下記の各項目を書いていきましょう。
職務要約から始める
職務経歴書のトップ(書き始め)は「職務要約」です。
職務要約は、あなたの今まで職歴や職務経験を、まだあなたのコトを知らない相手に、一見して「なんとなく分かる」ように簡単に書くものです。
いわゆる「自己紹介」みたいなモノです。
書類選考をする採用担当者が、一番初めに目にするのがココ。
だから、この職務要約で、採用担当者の興味を惹く必要があります。
そのためには、興味を持つ「言葉」の選択が重要になります。
それらの言葉を散りばめて、6行~8行程度の文量で、採用担当者が興味を持つ「あなたの略歴」を作るのです。
職務経歴は、出来るだけコンパクトに
職務要約の次は、職務経歴です。経験した会社毎に書いて載せていきます。
載せる順番は、応募する企業の職種の経験がある場合は、その企業が早く見るコトが出来るように、現職(もしくは直近)の企業から遡って書いていくか、1社目から順に書いていくかを決めます。
やったコトを全て書きたい気持ちを抑えて、応募する企業の職種に役立つ業務経験や業績を厚く、あまり関係無い、役立たない業務経験は、極力少なく書くか、書かない選択をして、コンパクトに書くようにします。
そうしないと、職務経歴書が2枚でおさまらず、3枚、4枚とどんどん増えてしまいます。実は、それが、採用担当者に読まれない原因になりかねません。
経験した業務内容は出来るだけ短く箇条書きで
職務経歴の項目には、経験した業務内容を必ず載せます。それを文章で説明してしまうと、まだあなたのコトを知らない採用担当者にとっては、読み難いモノになりがちです。
採用担当者は、応募者が必要な業務経験があるのか、スキルがあるのか、を知りたいので、それが一見して理解出来るように書いておいてあげると親切です。
経験した業務内容の下には、「主な業績」や「特記事項」として、良い実績をあげたり、表彰されたり、昇格したり、したコトを載せておくと良いでしょう。これは自己PRになります。
ここは文章で書いて良いですが、出来るだけシンプルに表現します。細かい説明は、読まれなくなるリスクや、印象が薄くなるリスクがあります。
取得した資格やPCスキルの記載も忘れずに
職務経歴書の2枚目になりますが、職務経歴の次に「資格」や「PCスキル」などを載せます。応募した職種の業務と遠く、全く関連の無い資格などは載せなくても結構です。
ここからが、ある意味「自己PR」の範疇になります。
「貴社で活かせるスキル・経験」と「自己PR」
「貴社で活かせるスキル・経験」と「自己PR」は、多くの人にとっては、両方書く必要はありません。大きく捉えれば両方とも「自己PR」です。
ただし、職務経歴書にスペースがあり、外せないスキルや経験があり、自己PRにも書きたいコトが沢山あるなら、上手に両方を分けて書くと良いと思います。
上記のような状況でなければ、自己PRに絞って載せましょう。
自己PRは、タイトルと説明文のセットが有効
自己PRは、文章でつらつらと書かれるモノと、3~5つの「タイトル+説明文」の箇条書きで載せたモノがあります。
転職の個別サポート塾のお客様には、後者の「タイトル+説明文」のタイプを推奨して、お客様と一緒に作っています。
実は、世の中で「ついつい興味を持ってしまったり」するのは、このパターンが多く使用されています。つまり、「選ばれる」ための仕掛けとして有効です。
反対に、いきなり説明した長い文章を、人がしっかり読むかと言うと、そうではないケースが多いでしょう。
あなたも、そうではないですか?
だから、書類選考で、面接で、「あなたが選ばれる」ために、採用担当者や面接官に「あなたに興味」を持ってもらうためには、興味を惹く「キャッチーなタイトル」を書き、その下に「その説明」を簡単にまとめた内容を書くと良いのです。
世に流通している商品の多くが、沢山売れるようにキャッチコピーを作り、CMや広告で訴求していますよね。その出来次第で、売れ行きが変わります。あなたの自己PRのタイトルも、それと同じ役目です。
「コミュニケーション力」
とだけ書かれている方も見かけますが
それでは採用担当者の興味は惹けません。
例えば、
売上を前年比150%に伸長させたコミュニケーション力
売上1.5倍を実現した「チーム力を向上させた」コミュニケーション力
などのように
強みは「コミュニケーション力」ですが
それが、
どういう成果を挙げるのに役立ったか
まで分かるように表現しています。
採用担当者が興味を持てば
そのタイトルの下の説明文も
「本当なのかな?」
「どういうコトなのかな?」
と読んでくれる確率が高くなります。
あなたが選ばれるためには、
自己PRはとても大事です。
そして、
その伝えたいコトは
「職務要約」から「自己PR」まで
職務経歴書を通して全体で表現できると
とても印象がよくなり、強い職務経歴書になると思います。
必要に応じて、特記事項を載せる
働いていないブランクがあったり、退職理由が少々悩ましい場合など、職務経歴書の最後に、特記事項の項目を設けて載せるのも、有効な一手です。
載せるコトで、「私はリスク無いですよ~」と、採用担当者の疑問や心配を払拭するために載せます。
誰もが載せる必要は無く、それが必要な人だけです。目的が明確で、それに適した内容・表現が出来れば、有効な記載になります。
転職の個別サポート塾のお客様も、約半数の方が、私と一緒に作った「特記事項」を載せるコトで、選ばれ易くなり、転職・再就職を成功させています。
職務経歴書を作る上で大事なコトは
職務経歴書の形(最終形)が見えないと、作り始められない人も多いので、「まずフォーマットを決めましょう」と前述しましたが、実は、その前にやるべきコトがあります。
それは
「仕事の棚卸し」と「自己分析」です。
これが苦手な方が多いんです。
普段やらないコトなので
苦手なのは、あたり前ですけどね。
でも、
これをしっかりやってからでないと
いきなり職務経歴書を書き始めると
採用担当者から選ばれない職務経歴書に
なってしまう可能性が高いです。
なので、
転職の個別サポート塾をご利用されるお客様は
まず初めに
私と一緒に、コレを行います。それも手短に。
「自己分析」で
採用担当者に伝えるべき「自分の魅力」を
見つけるコトは、特に重要です。
コレが出来れば、
もう転職は半分成功したも同然です。
言葉は重要。表現も重要。
職務経歴書は、
「選ぶ」と言う目的のために
採用担当者が目を通すモノです。
「目を通す」と書いたのは、
興味の持てない職務経歴書は
読まれず、目を通すだけで終わる
可能性があるからです。
「目を通す」⇒「興味を持つ」⇒「真剣に読む」の段階があります。
だから、
興味を持ってもらうためには
適切な言葉を選ばなくてはいけません。
安易な言葉選びが
あなたを採用から遠ざけるかもしれないのです。
また、
「読み易く、分かり易い」表現を
心がけましょう。
長く饒舌な文章や
説明がまどろっこしい文章では
採用担当者の読みたい意識が薄れます。
初めて職務経歴書を作るなら
『転職の個別サポート塾』で
私と一緒に作りませんか?
面接に呼ばれて自信を持って
堂々と面接に臨める職務経歴書を作れば
良いご縁の会社に採用される確率が高まります。
また人材紹介会社(エージェント)からも良い紹介がもらえます。
よろしければ、無料相談にお越しください。
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