会社全体に影響を与えたような大きい改善をした経験のある人は、きっと自己PRで堂々とアピールしていることでしょう。
でも、自分の担当職務の狭い範囲の改善経験は、それほどのことではないと勝手に思って、載せていない人もいますが、それはモッタイナイですよ。
ちなみに、改善の経験をそのまま結果だけ載せても、あまりアピールにはならないこと、知っていますか?
こんにちは!
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは、
「改善経験と自己PR」です。
『転職の個別サポート塾』の継続サポートで、お客様に質問しながら、今までの業務経験をどんどん聞き出していくと、色々な業務や場面で様々な改善された経験があることが分かります。
それは、会社や部署という大きな単位のものもあれば、自分の業務に関してという小さなものもあります。
もちろん、既にそれが自分の「売り」だと感じていて、職務経歴書の自己PR欄にアピールされている方もいますが、多くの方は忘れていたり、アピール出来る程のものではないと思っていて、載せていない方もいます。
ですが、改善の経験は、どんなに小さなコトであっても、魅力(自己PR)の基になります。
ただし、単なる「改善」という現象だけを取りあげて、載せたり・話したりしても、面接官や採用担当者からスルーされる可能性があります。
どうしてなのか、分かりますか?
実は、改善そのものよりも、その改善が出来た「考え方」や「創意工夫」などが、面接官や採用担当官が知りたい「あなたの魅力」だからなのです。
改善経験を、職務経歴書に載せていますか?
あなたの「改善した経験」は何ですか?
それは、あなたの職務経歴書や自己PRに載っていますか?
そして、その改善を可能にした「考え方」や「創意工夫」まで一緒に載せていますか?
それらを載せなければ、改善と言う結果だけを載せても、面接官は「うちで同じコトが出来るとは限らない」と思います。
だから、その改善を可能にした、あなたの「問題意識」「課題発見力」「創意工夫力」などが、とても大事になります。
それらを持っていたから改善が出来たんだ、と面接官が分かれば「うちでもやってくれそうだな」と思ってもらえます。
そうなれば、かなり内定に近づいています。
だから、職務経歴書の自己PRでフォーカスすべきは、改善した経験そのものではなく、それを可能にした「考え方」や「創意工夫」などです。
改善した経験は、「その能力を使った結果」であり、つまり能力があるコトの証拠(エビデンス)となります。
上記の違いが分からないと、折角作った「自己PR」が、あまり面接官にアピールできない残念なものになってしまうかもしれません。
ぜひ上記を理解して、「小さな改善」であっても、あなたの使った能力や心がけなどが分かるように自己PRを作って、採用担当者や面接官に関心を持ってもらえるようにしましょう。
もし、あなたが、そんな「自己PR」を作れていないなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。あなたの自己PRを魅力的な内容に変えて、転職が成功するようお手伝いします!
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