単純な計算ならいいですが、世の中のほとんどの事は、実は、正解らしきものが複数あるケースの方が多く、立場や視点で正解も変わるかもしれません。転職活動でも、年齢、キャリア、背景などが違うし、応募先も違ったら、何が正解なのか分からないのも当然かもしれません。それを、『正解探し』という思考のくせを持ったまま乗り切るのは、なかなか難しいもので…。あなたも苦労していませんか?
こんにちは!
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは「正解を探す思考」です。
あなたは、何かを考えているとき、すぐに答え(正解)が欲しく(知りたく)なりませんか?
そして、その「正解」らしきものが頭に浮かび、「正解」を見つけたと安心していませんか?
その答えは、本当に「正解」ですか?
世の中の多くのコトは、答えがあいまいだったり、複数あったりします。
なのに、閃いたように見つかった、その正解らしき「一つ」で大丈夫ですか?
その正解を探す思考では、何かに悩んだときに限界を感じて困りませんか?
答え(正解)を探すより、目的を明確にする方が大事
1+1=2 という形式で学習してきているので、問題には絶対的な正解が一つあるって刷り込まれていますよね。
でも、〇+◆=9ならば、〇と◆に当てはまる答えは複数あります。
この場合の9が「目的」と考えれば、その「目的」を果たせる通り道(数字の組み合わせ)は、複数あるという訳です。
なので、問題に直面したときには、目的が何なのか明確にして、そこに向かうことが出来る道(方法など)を沢山考えていけばよいのです。
なのに、正解探しをしてしまい、思考が停止してしまったり、堂々巡りで悩みが深くなったりする方の多くは、〇+◆=?という感じで、「目的」が明確でなく、つまり、=のあとの?が、9、10、その他でも構わない不確定の状態で、〇+◆に当てはまる「たった一つの正解らしき」ものを見つけ出します。
でも、上記を見れば、それが正解でないコトは明白。
なぜなら、目的を示す=のあとの?が明確でないなら、〇+◆に当てはまる組み合わせは無限大に存在するからです。
見せかけの「正解」モドキを探すより、目的を明確にするコトを優先しましょう。
目的が明確になれば、あとはソコに向かう複数の可能性を出しましょう
目的が明確ならば、ソコに向かう道は「可能性がある」という点では、すべて正しい。
あとは複数の道を色々なメジャー(ものさし)で、優先順位をつけて実行する順番を決めれば良いダケです。
どれが本当の正解かは、実行してみて、後になれば分かります。
反対に、やる前に正解は分からない。
なのに頭の中で「正解」らしきモノを一つダケ見つけて、他の可能性を排除して、さらに何も実行しなければ、未来永劫、正解は分からずじまいでしょう。
今日のこの記事は、何のコトを言っているのか、「???」の人もきっと居るコトでしょう。
そうだとしたら、折角お読みいただいたのに申し訳ないコトをしました。スミマセン
でも、今日のこの内容が何を指すのか分からないと、仕事でも、転職活動でも、起業・独立でも、困るコトが多いと思います。
自分で考える力 って、とても大事でしょ。
何かを考える時、
まずは
目的を明確にして
↓
その目的を果たす可能性を
沢山出す【思考の拡散】
↓
それらを分析・検討して
実現性の高い具体的な方法などに
していく【思考の収斂】
をしないで、いきなり「正解」らしきモノを見つけ出す思考は、とても危険なコトだと思います。
転職活動でも、その思考のために躓いたり、足踏みしたりして悩んでいる人が少なくないようです。
転職後の新しい職場で活躍するためにも、転職活動の最中に、この「正解」を求める思考から抜け出しませんか?
もし、あなたも「私も、正解をすぐ求めてしまって、思考が広がらない、深まらないんです」と思っているなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。
転職活動のサポートをしながら、あなたの思考のクセを見直すお手伝いもします。きっと、あなたも「もっと早く利用すれば良かった」と思いますよ。