面接官からまったく同じ質問をされても、あなたと、他の応募者Aさん、Bさんでは、ベストな回答の内容は違います。では、あなたの回答は、内定をもらうための最適な回答になっているでしょうか?自信はありますか?
こんにちは。
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは
「ベストな選択は、人それぞれ」です。
サポートしているお客様が、面接に行ったある企業の面接官から、「正直に退職理由を言った方が良いよ」とアドバイスをもらったそうです。
サポートセッションの時に、そのお客様から、「私も、そのアドバイスの方が今の伝え方より良いかも、と少し思ったのですが、どうしたら良いでしょうか?」と、ご相談をいただきました。
その面接官は取締役で、採用の最終ジャッジもできる方らしい。
異業種に転職されたお客様が試用期間で辞められている事に対して、「なんでお辞めになられたのですか?」と退職理由を問われたそうです。
それに対してお客様が、「異業種へ転職したものの、その営業環境が大きく違い、求めているものと乖離があったため」的な内容で回答したところ、
その面接官から「本当のところは、何でしょうか?」と再度訊かれて、
話し易い相手の態度に心を許し、営業環境に違和感を感じた事をそのまま先輩指導員に話したところ、尾ひれまで付けて、何度も上司に報告されていた事で、本採用には至らず解雇に至ったというような経緯を、つい正直に話してしまったそうです。
その話(退職理由)を聞いた面接官からアドバイスされたのが、冒頭の「正直に退職理由を言った方が良いよ」でした。
確かに、そのアドバイスの内容も無しではありません。
でも、お客様がそれを退職理由として話すと、お客様の感情が出てきてしまうリスクや、面接官によっては答え難い質問で掘り下げられるリスクが、とても高まりそうです。
もし、そうなってしまったら、お客様が採用される確率はかなり低くなるでしょう。
だから、サポートでは、元々それを懸念して、本当の事をありのまま話すのを避けて、リスクの少ない退職理由を一緒に作ってありました。
なので、その面接官が、どうして追求されたのか不思議に思ったので、あらためてお客様に、今回の面接で退職理由をどう話したのかお訊きしてみると、
やはり当初用意した内容と少々変わっていたので、その面接官が疑問を持たれ追求された事にも合点がいきました。
そして、あらためてお客様に、「こういう風に話したら如何でしょう」と私からアドバイスしたら、
お客様も「この方が安心して話せるし、聴いてもらえそうですね。」「やっぱり、あの面接官のアドバイスはリスキーでしたね」と理解されたようなので安心しました。
ベストな選択(回答)は、人によって違います
このお客様の今回のケースは、面接行く前にも納得いく準備を行い、面接を終えた後でどう話したかも確認し、それが適切だったか答え合わせも行えて、適切だと思える表現の仕方をあらためてアドバイスする機会に恵まれたから、良かったのですが…
転職活動を一人で頑張られている多くの方にとって、何が適切(正解)なのかなかなか分からないで、心配・不安になっているコトも少なくないでしょう。
同じような状況の人でも、他の要素が違えば、ベスト(適切)な回答の仕方は違ってきます。
そもそも回答の選択肢は一つではないし、また内容はほぼ一緒でも、表現次第で相手が抱く印象は随分と違ってくるはずですから、デリケートな質問ほど最適な回答の内容・表現を考え抜く必要があります。
それが、あなたの採用を左右するかもしれません。
だからこそ『転職の個別サポート塾』では、お客様の事をよく理解して一緒に考え抜いて、お客様にとって最適な回答を用意しています。
もし、あなたもベスト(最適)な回答を用意して転職を成功させたいなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。