面接官からの質問に答えるのが苦手で、面接が嫌いな人は少なくありません。ですが、面接本番でしっかり答えなければ、あなたが選ばれる確率は低くなってしまうでしょう。さらに、あなたが面接官に質問する時にも注意しなければ、選ばれる確率がもっと低くなってしまうかもしれません。
こんにちは。
転職PRの専門家・西澤です。
今日は『面接での逆質問』についてです。
私の運営する『転職の個別サポート塾』で、お客様と一緒に作った自信の持てる職務経歴書で応募すると、面接に呼ばれる確率が高まります。お客様によって違いはありますが、少なくともそれまでの2~4倍の確率で面接に呼ばれるようになります。
でも、「面接に呼ばれた」と喜ぶのも、つかの間、次は面接の準備が待っていますね。
以前サポートしたあるお客様(30代女性)は、応募すれば半分以上の企業から面接に呼ばれ2社から内定をもらいましたが、もっと良いご縁の企業から採用される事を希望され、追加で面接の準備セッションを行いました。
面接官からの「質問はありませんか?」にうまく対応できていますか?
そのお客様は、既に2社から内定をもらっているので、面接官から訊かれそうな質問へ回答することは、十分に慣れて自信もついてきているので、上手く出来るのです。
ですが、自分から質問するとなると、あまり上手に出来なかったそうです。
志望度が高い応募企業の面接で、社長から企業説明を受けて、「何か質問はありますか?」と訊かれたときに、上手く質問が出来ず、それを聴いた社長の表情が芳しくなく、結果、落選してしまったそうです。
それまでは、とても良い雰囲気で面接が進んでいただけに、お客様はとても残念がっていました。
なので、追加セッションでは、模擬面接練習を兼ねて、自分から質問する練習も行いました。
面接でよくある応募者から質問するタイミングは、面接官が、下記の事項をしてくれた後に、「質問はありますか?」と訊かれるケースが考えられます。
- 自社について説明
- 製品・サービスについて説明
- 職務内容などを説明
また、定番ではありますが、面接の終了間際に、面接官から「何か質問はありますか?」と質問を促されるケースです。
面接で上手く質問するには、コツがあります。
このお客様のように面接官に上手く質問出来ない人は、少なくないようですね。
あなたは、いかがですか?
もし、あなたも上手く質問できる自信がないとしても、ご心配なく。
上手く質問が出来るようになるコツがありますから。
そのコツ、知りたいですか。
そうですよね。知りたいですよね。では、続けて下記をお読みください。
面接官に上手く質問するには、
面接官に上手く質問するには、「何のために訊きたいのか」をハッキリさせれば良いのです。
「何を訊きたいのか」ではなく、「何のために訊きたいのか」です。
つまり、あなたの質問に面接官が回答した後に、「なんで、それを訊きたかったの?」と訊かれた時に答える内容です。
そこで口ごもってしまうか、「単に知りたかっただけです」と答えるだけなら、あなたの質問は適切ではなかった訳です。
では、適切な質問とは、どんな質問だと思いますか?
それは、
あなたの質問
↓
面接官の回答
↓
そのやり取りの中で、あなたの良さが伝わる
上記のように繋がっていく「きっかけ」となる質問です。
質問をアピールタイムに変えた応募者が採用に近づく
そもそも面接官は、なんで「質問」を促すのでしょうか?
その理由は、応募者の本気度、つまり志望度(熱意)を観るためが、大きく占めています。
だからこそ、前述した通り
あなたの質問
↓
面接官の回答
↓
そのやり取りの中で、あなたの良さが伝わる
上記のようになる「きっかけ」の質問が望ましいのです。
- 応募企業に対して
- その事業に対して
- その製品に対して
- 社風に対して
- 社長に対して
- 業務内容に対して
どれだけ興味を持てたのか、もっと知りたいと言う気持ちになったのか、入社して働いてみたいと言う気持ちが高まったのか、
「質問 ⇒ 回答 ⇒ その繰り返し」の一連の流れから、面接官があなたに対して本気度を感じ取ってくれたら、ライバルの応募者よりあなたを採用したいと思うでしょう。
より良いご縁のある企業に転職・再就職したいと思うなら、相手が内定を出し易くなる適切な質問をできるようになりましょう。
『転職の個別サポート塾』では、そのような質問が出来るようになるサポートもしています。もし、あなたも出来るようになりたければ、まずは無料相談をご利用ください。