私は『転職の個別サポート塾』で、これまで1,100名以上お客様の転職活動をお手伝いしてきました。そのお客様の多くが、面接が嫌い・苦手でしたので、「なぜ苦手になるのか?」「どうすれば良いのか」の共通点を見つけることが出来ました。その一部を今日は、「面接が苦手なあなた」にお伝えしたいと思います。
こんにちは!
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは、タイトル通り面接が苦手な「あなた」に贈る「知って欲しいコト」です。
私が運営する『転職の個別サポート塾』をご利用になられるお客様には、
「面接が苦手だ」
「面接が嫌いなんです」
「想像するだけで緊張する~」
「上手く話せないですよ」
など感じていらっしゃる方が少なくありません。
あなたは、いかがですか?
あなたも、この記事を読まれているのですから、多少なりとも面接に苦手意識があるのではないでしょうか。
そんなあなたに、「知っておいて欲しい」コトを幾つかアドバイスいたします。
求人サイトなどの一般的な情報とはちょっと違うかもしれません。
でも『転職の個別サポート塾』をご利用になられた多くのお客様が、
「知らなかった~」
「知って良かった」
と言って頂けている内容ですので、あなたの面接の苦手意識を、少しでも和らげるための参考になれば嬉しいです。
面接そのものに対する誤解
面接が苦手だと思っている方は、もしかしたら面接に対して「誤解」をしているかもしれません。
まずは、あなたの頭の中の「面接に対するイメージ」です。
面接は「落とすため」のものだって思っていませんか?
でも、そのイメージだと「落とされないように頑張る」ってなりますよね。
もちろん、選考を突破しなければ落ちる訳ですが、でも、面接官は落とすために面接をしている訳ではないですよ。
数十人、百人、数百人が応募してくる中で可能性のありそうな応募者を面接に呼んでいる訳です。
なんのためにだと思いますか?
それは、良い人材を採用したいからです。
例えば、あなたが「落ちないように」って頑張っていたら、相手(面接官)から「この人がいい。」って魅力的に思ってもらえるでしょうか?
それで、応募者100名の中で、他の99名に勝って、あなたが選ばれるでしょうか?
なんとなく難しい感じがするでしょう。
応募者100名の中から最後の一人に選ばれるには、やっぱり何か惹きつけるものが、面接官に伝わらないと難しいですよね。
選ばれるには「タイミング」もありますしね。
いわゆる「運」って奴です。
とても優秀な人が他に何名も受けていれば、あなたではない他の方が採用されるのも致し方ないコトですから。
だから「落ちない」ように努力するのではなく、「選ばれる」ように最善を尽くすべきです。
でも、「面接が苦手なのに、最善を尽くす」って言われても、「そうかもしれないけど、どうしたら良いか分からないから、面接が苦手だって、言っているのに…」って声が聞こえてきそうですね。
もし、そう思ったのなら、この下の項目も読んでください。
最後まで読めば、きっと分かってきますから。兎に角、「落ちないように」と「選ばれるために」では、努力の仕方が大きく違いますよ。
面接の準備(練習)の間違い
次は、「面接の準備」と「面接で話す練習」に関しての誤解についてです。
あなたは、もしかしたら、面接用に作った内容を、暗記して話せるように練習していませんか?
実は、それが、面接を苦手にしてしまう要因の一つです。
話すコトを意識せずに作った文章を、暗記して話すのって、難しいのです。
さらに、日頃は経験しないような「嫌~な緊張感」の状態で行われるのが面接です。
覚え難く、話し難い「文章」を丸暗記して、そんな嫌~な場面で話すなんて、上手くできる方が不思議です。
それで、上手く話せない経験をしたら、面接が嫌いになって苦手意識を持つのも、当然でしょう。
そんな苦手意識を持ちたくないなら、こうしましょう。
下記をご覧ください。
1)まず、何回も話してから、毎回同じように話してしまう表現を書き留める
面接話す練習 ↓
2)それを見て、さらに話しながら、一番しっくりくる表現に修正する
面接話す練習 ↓
3)その過程でほぼ頭の中に入っている文章で、さらに話す練習を何度も行う
上記を行えば、単なる暗記の話し方とは「面接官の受ける印象」も、そして「面接に臨むあなたの安心感」も随分と違うハズです。
『転職の個別サポート塾』の継続サポートでは、上記に加え、職務経歴書を作るときから面接で話すコトも考慮した「内容」「文章」にしていきます。
だから、面接が苦手なお客様も、面接に堂々と臨んで、しっかり内定を獲得されています。
「話したら終わり」は危険な思い込み
面接官からされるであろう定型的な質問への回答は、もちろん準備しますよね。
その準備で重要なのは、「質問」をどれだけ想定できるかという事と、さらに、もう一つあります。
それは、なるべく「シンプルに答える」です。
面接官の多くは、ダラダラと説明をされるのが、あまり好きではありません。
また、質問の意図からズレた回答も嬉しくありません。ピントのあった内容で、短く回答して欲しいのです。
もし、それが出来れば、あなたに対する印象が良くなります。
そして、あなたの回答に、さらに質問をしたくなります。
いわゆる「会話」(コミュニケーション)が、面接官とあなたの間に成り立つのです。
そうなれば、あなたの印象は面接官の中で、さらに良くなります。
だから、面接官の質問に答えて話す準備は、「話したら終わり」って思っていると、墓穴を掘ります。
シンプルに答えて、さらに質問をもらい易くする、これが正解です。
多少の想像力が必要ですが、この準備をするか、しないかでは大違いです。
面接官を誘導できるか
このタイトル「面接官を誘導できるか」を見て、どう思いましたか?
そんなコト出来るわけないよ、と思いましたか?
でも、ある程度は出来るんですよ。
上記の話したら終わりは危険な思い込み を知って準備することと、下記の職務経歴書の作り方で、面接を楽にできるを組み合わせれば、ある程度は可能になるのです。
それを可能にするポイントは、「面接官の興味を惹く」です。
興味を持てば、人は質問をしたくなります。
つまり、面接官がどんどん話すコトになるのです。
能動的に話すコトが頻繁になれば、面接官は退屈しないし、あなたから聴いた回答を基に、あなたへの理解も深まり、印象はどんどん良くなる訳です。
ちなみに「それ、本当かなぁ」って疑うのも、興味の内ですよ(笑)
疑って質問をしてくれたら、それは回答するチャンスをくれたのだから、面接官の追加質問は、実はラッキーなんです。
回答するのが怖い、なるべく質問されない方が良いって思っているなら、それはとてもモッタイナイですよ。
面接は、面接官と会話のキャッチボールになった方が、印象は良くなりますから。
職務経歴書の作り方で、面接を楽にできる!?
面接が苦手で困っているなら、職務経歴書を改良すれば良いのです。
前述のように、面接官からの質問が想定できる職務経歴書なら、面接の準備もやり易いですし、あなたが面接で話すのも楽になります。
また、職務経歴書に書かれている内容も、絞り込まれている方がベターです。
絞り込まれていないと、面接官の興味が、あなたの想定外に向いてしまう危険性があるからです。
そうすると、想定外の質問が飛んできます。
想定外ですから、おそらくは準備が出来ていない。
だから、その場で即興で答えることになる。
即興なんだから、あまり上手く答えられない。
上手く答えられないと、そのコトを引きずって、その後の面接がトーンダウンしてしまって、、、なんてコトが起きがちなのです。
つまり、面接を想定しながら絞り込んだ内容で職務経歴書を作って、想定外の質問が起きないよう工夫し、質問を想定して回答を用意しておく、そうすれば、面接はかなり楽になる訳です。
面接が苦手な「あなた」に贈る「知って欲しいコト」 は、以上です。
今日の内容が、少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。
もし、あなたも、面接への苦手意識を無くしたいなら『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。きっと、あなたも「もっと早く利用すれば良かった」と思いますよ。