AI(人工知能)とこれからの「仕事」と「転職」 2017年2月時点
こんにちは。
転職PRの専門家・西澤です。
転職の個別サポート塾で
お客様の転職・再就職活動を
サポートしていると、
たまにお客様から
「何故この仕事を始めたんですか?」
と質問を受けることがあります。
色々語ると長くなるので、「この仕事」=「転職の個別サポート塾」を始めた理由は、ここでの説明は止めておきます(笑) でも、こちらに書いてあるので、よろしかったら読んでください。
でも、「雇われている会社勤めを辞めて、起業をしなきゃ」と思い始めたのは、外資系企業でマネージャー(課長)だった10数年前です。
何故か、って言うと、下記のように感じていたからです。
「このままだと将来、年金はもらえなくなりそうだ。70歳まで働かなきゃいけない時代が来るぞ。だったら、生き生きと働いていたいな。自分に合ったことで。それは、会社に雇われていたら、50代後半からは難しくなるだろうなぁ…」
ならば、
「いつか起業しよう」
と思ったのです。
まだ40歳でしたから
「いつか」なんて考えていました。
でも
その後
世の中がどんどん
予想していた通りになっていき
リーマンショックでは
自分の部署の清算まで経験し
「やっぱり起業しなきゃ」
と思ったんですね。
でも、
「起業しよう」と思っても、準備も不足していましたし、
人生のバイオリズムを当てはめると、大きな新しいこと(起業)を行うにはふさわしくない時期に該当していたため、
すぐ起業するのは止めて、
3年間程度は、違う会社での勤務を続けることにしました。
ですが、当時は
リーマンショック後の転職市場で
47歳の管理職の再就職は、
それは厳しいものでした。
「本当に雇ってくれるところがあるのかなぁ」と心細くなり、
不安な心持ちになることも度々でした。
それでも、
なんとか自分に合った会社に再就職できましたが、
その苦労した8か月間は、
二度と体験したくない期間です。
でも、
その期間に
「勉強」「研究」「思考」した
全ての経験は、
その後にとても役立っています。
人生、無駄なコトは無いんだなと思います。
そして、
再就職した企業での3年半の勤務を経て
念願の起業です。
『転職の個別サポート塾』を始めました。
もちろん、
初めから順風満帆ではありません。
ですが、
その経験もまた良しです。
チャレンジは楽しいものです。
そして、
起業して『転職の個別サポート塾』で
多くのお客様の転職・再就職の成功を
お手伝いしていると
最近は
AI(人工知能)のことが
とても気にかかるようになりました。
起業した時には、AI(人工知能)が、私の仕事に大きな影響を与えるとは思ってもいなかったのに…
この頃では
「AI(人口知能)が発達すると、この仕事はこれから無くなっちゃうんですか? 私は、どの仕事(職種)に転職すれば良いでしょうか? 出来たら、今回の転職を最後にしたいのですが…」
などのお話を、お客様からお聴きすることも増えてきました。
みなさんが
すごく心配しているのは分かります。
でも
掴みようがなく
単に不安な気持ちが
段々と大きくなってきている感じ。
転職と言う
不安を感じやすい状況と合わさって
余計に
不安が増大していく状況
って言ったところでしょうか?
確かに、サイトやビジネス誌では、
「AI(人口知能)が人類を超える」限界点、つまりシンギュラリティが、いつ訪れるのか的な記事や、AIとIoT、そしてロボットが、現在ある多くの「人間の仕事」を奪ってしまうだろう的な予測記事も多く見かけるようになりました。
中には「近未来小説」として架空の話ではありますが、「間接部門で働く人は居ない」「営業の上司もAIで、AIに査定される」なんて内容の記事もあります。
5年後? 10年後?の近未来が、どうなっているのか、正解は分かりません。ですが、この記事(小説)に近づいていくことは間違いないでしょう。
すでに様々な分野で、私たち人間が行っている仕事に、AIも紛れ込んで実験的に業務しているようですから。
そして、その成果物を、AIがやったのか、人間がやったのか、人が判断できない状況も多々あるようです。
さらに言えば、クリエイティブな仕事でも、過去の多量のデータがあれば、そこから学んで、出来るそうです。
それが本当の「クリエイティブ」なのか、私には分かりませんが、ここから想像を超えた進化を遂げていくだろうことは、ひしひしと感じます。
これからは、変化への柔軟な対応が求められる
そのAI(人口知能)の進化に伴う「世の中の変化」は、とても大きく、そして速いものになるのでしょう。
その変化は、古い体質や制度を壊し、新たなモノを生み出していく。
その流れに上手く対応して、自分自身も変化・進化していくことが求められる時代なのではないでしょうか?
大きな変化は、沢山のチャンスもある環境を作り出すことでしょう。
その代わり、古く硬直した多くの「組織」「仕事」「制度」「価値観」などが壊され、無くなっていくことでしょう。
高齢者は75歳から。それだって、今までの概念を変えてしまいました。「年金は75歳からになるぞ」だから「75歳までは働け」に進んでいく道が出来たようなものです。
なのに、AIが進化した近未来では、今ある仕事が少なくなっていく。つまり、今ある仕事は、若い方から年配者までが高い競争率の中、奪いあうのでしょう。
競争力が無い人は、今ある仕事には就けない。
そうなってしまうかもしれない。
今、求人をしても人が集まらない「人気のない仕事」も、上記のような状況になったら、それすらも激しい競争になるかもしれません。
これからは
色々な意味で「生き残って」いくには
- 世の中の変化に敏感になり
- これからを自分なりに予測し
- 必要だと思う知識や技術を
身につける努力を怠らず - 柔軟な思考と行動
が必要なのだと思います。
所属する会社は好調でも
AI化のスピードが速くて
自分の職種は
どんどん縮小なんてことも
きっと
発生するコトでしょう。
そんな状況に遭遇する前に
色々な事態を想定して
自分の選択肢を考えておく。
その選択肢を
自分の力で実現できるよう
可能な準備を重ねておく。
「これを最後の転職にするつもり」
でなんて言って「安定」を求めても
知らない間に
また転職しなければいけない事態に
なるかもしれず
常に
変化に対応できる自分であるよう
努力することが
サバイブ(生き残る)を可能にする
一つの道ではないでしょうか?
転職活動をサポートしていて
お客様とそんな話もしています。
お客様には
ぜひ良い転職・再就職をしてもらい
その新天地で働きながら
これからの世の中で
生き残れる「柔軟性」や「タフさ」を
身につけていって欲しいなぁと
思っています。
世の中がどんな風に変わるのか
そして
そこにどんなチャンスがあるのか
私も
これからもずっと
常に考えていきたいと思います。
AIの影響も含め
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