1回でも転職失敗に遭遇したら、次の転職活動で「また転職失敗したら、どうしよう」と不安・心配になるのは当たり前です。でも、不安になっているだけでは避けることは出来ないですよね。もし、あなたも不安・心配を抱えているなら、内定後の行動に注意してみましょう。転職失敗を遠ざけることが出来るかもしれません。
こんにちは!
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは、「次の転職では、絶対失敗したくない人へのアドバイス」です。
『転職の個別サポート塾』を運営して10年、1,100名以上のお客様をサポートしてきて、最近とても感じていることが、「転職失敗する人がとても増えている」ということです。
例えば、先月7月は14名の新規お申込みがあったのですが、その内の10名が「転職失敗」のお客様。
今月8月は、12名の新規があったのですが、その内の8名が「転職失敗」のお客様なのです。
上記を見て、多いと感じませんか。
もし、あなたも転職失敗を経験されているなら、「私以外にも、そんなに居るのね」と驚くと共に、少しだけホッとされたかもしれません。
20代、30代、40代、どの年代でも転職失敗は起こりますし、誰が遭遇してもおかしくはありません。
私のお客様には、キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントも何名もいらっしゃますが、その方たちでも「転職失敗」に遭遇しているのですから。
転職失敗に遭遇するとほとんどの方は焦ってしまい、視野が狭くなり、上手く思考ができなくなります。
その焦った状態、そして不安がどんどん増殖した状態で慌てて転職活動すると、最悪のケースでは「2社続けての転職失敗(短期離職)」に、また、盲目的に我慢して働くと「うつなどのメンタルヘルスの問題」などに遭遇することになるかもしれません。これは、絶対に避けたいですよね。
そこで、これまで「転職失敗⇒短期離職」に遭遇したお客様を沢山サポートしてきた私から、アドバイスを差し上げたいと思います。
下記を、ぜひご参考になさってください。
大事なのは「焦らない」ことです。
内定をもらい喜び、期待を胸に入社したのに「この転職失敗だったかも…」と分かり、心の中で描いていた未来像がガラガラと崩れれば、誰だってショックを受けるでしょう。
そして、転職活動の反省や分析、これからの選択肢のリストアップなどを冷静に行うことなく、エージェントにすぐ紹介を頼んだり、「一年は我慢して働くぞ!」と決意するなど、安易な行動してしまう人が多いように感じます。
そのような人は、前述した通り、「2社続けての転職失敗(短期離職)」や「うつなどのメンタルヘルスの問題」などに遭遇する危険性が高まるので注意が必要です。
そこで、私からのアドバイスは、
転職失敗しても、あなたに適した次の職場に転職することは可能ですから、焦らないでください!
ということと、
次の転職活動で、転職失敗するかもしれないという恐怖心を持たないでください!
という2つです。
上記には、「冷静になって、適切に考動すれば」という前提条件がつきます。
その「適切に」とは、何を指すのか分かりますか?
それを下記で見ていきましょう。
転職失敗を避けるには、内定をもらってからが重要です。
まずは、前回の転職活動の振り返り、分析(反省)をしてみましょう。
上記の反省を活かして、前回の転職をやり直すつもりで、今回の転職活動を行いましょう。
そして、大事なのは内定をもらってからの行動です。
1回転職失敗に遭遇すると、「この会社は大丈夫かしら…」と疑心暗鬼になってしまいがちです。
でも、疑ってかかったら、なんでも怪しく見えてきてしまうのが、人間の心理。
そして、疑ってかかってくる相手に対して、他者(応募企業の面接官など)が好感を持つのは難しくなります。
なので、内定をもらうまでは、その疑心で応募企業を見るのは控えてください。
相手(応募企業)に対して、好奇心を持った好意の視線で面接に臨みましょう。
大事なのは、内定をもらってから、です。
必ず内定面談を受けてください。
お客様と話していて、「内定面談を応募者から希望しても良いのですか?」と訊かれることもあるのですが、私の答えは、「もちろんです。ぜひ応募企業にお願いしてください。」です。
その希望に対して「拒否する会社」や「良い顔をしない会社」は、こちらから辞退した方が良い会社でしょう。
そして、さらに大事なのは、その先です。
内定面談の時に、「職場の見学」や「数分でも良いので、同僚となるスタッフとの面談」もお願いすると良いと思います。
内定を出す前には、先方も許可し難くても、内定を出した後なら、許可し易くなります。
採用のミスマッチを減らしたい会社なら、こちらが希望すれば快く受け入れてくれるはずです。
もう転職失敗をしたくないと思っているなら、この段階を遠慮してはダメです。
上司になる人や人事部長と内定面談をしても、外面が良く、トークが上手い人との会話だけでは、入社後のイメージを持つのは難しいはずです。
なので、もし、あなたが転職失敗を二度としたくないと思っているなら、内定面談だけでなく、「職場の見学」や「数分でも良いので、同僚となるスタッフとの面談」までも希望されると良いでしょう。
内定面談で何を質問したら良いのか、同僚との面談で何を訊けば良いのか、などは、人によって内容は変わるので、ここにはお書きできませんが、私の転職サポートでは、その内容まで一緒に考えていくようにしていますので、関心があれば無料相談をお受けください。
転職失敗した後の再「転職活動」をされる際のアドバイス
転職を失敗してしまった次の転職では、「転職失敗⇒短期離職」というハンディキャップが生じているので、そのマイナスイメージをカバーしてもお釣りがくるくらいの出来の良い『自己PR』が必要です。
なので、それを作るための「自己分析」からしっかりやり直さなくてはいけません。
それをしないまま前回の転職失敗した時に使っていた「自己PR」や「職務経歴書」を使用していたら、縁起も悪いし、同じような結果を引き寄せてしまうと思いませんか?
そんな怖い状況になりたくなければ、あなたが採用担当者・面接官だったら自分を面接に呼びたくなるような「自己PR」や「職務経歴書」を作ってから、応募してください。それが大事です。
もし、あなたも転職に失敗してしまい、不安や心配だらけになっているのなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。ほっと一安心できると思いますよ。