あなたは何かを売り込んだこと、ありますか?例えば、高額商品の新規開拓営業などで。転職活動では、実は、採用する側からすると、あなたは「あなた」という高額商品を売り込みにきた営業みたいな人なんですが、そんな自覚ありますか?
こんにちは。
転職PRの専門家・西澤です。
今日のテーマは「転職活動は、営業活動」です。
転職に慣れていないと、転職活動は何かすごく特別なことのように感じるかもしれません。
しかし、自分自身を「商品」として考えてみると、転職活動は、自分という商品を取引して欲しい企業に売り込みに行く営業活動だと分かります。
私が運営する『転職の個別サポート塾』でも、お客様に「転職は、自分を売り込む営業みたいなモノですよ」と、よくお伝えしています。
営業職の方だと「まあ、そうだろうね」と言われるかもしれません。
反対に、あなたが営業職以外のお仕事をされていると、「営業と同じって言われても…」って感じかもしれませんね。
なので「転職活動は営業活動」とは、どういうコトなのか見ていきましょう。
営業活動を、転職活動に置き換えてみませんか?
あなたが営業マン(ウーマン)だとしたら、新しい取引先を開拓するために、下記のように動きませんか?
- 取引の可能性のある候補企業をリストアップする
- 購入して欲しい商品のカタログや説明資料を用意する
- 候補企業にアポイントを入れる
- アポが取れた企業に訪問して、自社と商品を説明する
- 脈があった企業に見積り書等を持参して、再度アタックする
- OKが出た企業と契約する
上記は全て、あなたの転職活動に置き換えられますよね。
- 求人情報の中から応募したい企業をリストアップする
- 自分を説明・アピールする応募書類を用意する
- 応募書類を提出する
- 面接に呼ばれた企業に行って、自分を説明(アピール)する
- 二次面接に呼ばれた企業に行って、再度アピールする
- 採用された企業に入社する
と、なるわけですね。
1番の「企業のリストアップ」もとても重要ですが、今日は、2番と4番について考えてみましょう。
転職で「自分という商品」のカタログに該当するのは . . .
あなたは、どんなカタログの商品なら購入しますか?
「読み難い」
「スペックや機能、価格等の知りたい内容が記載していない」
「使用するとどうメリットがあるのかが記載していない」
というようなカタログの商品を購入しますか?
また、いくら営業トークが上手くても、「ホントかな~」って疑ってしまいませんか?
では、自分という「商品」のカタログとは何でしょうか?
もちろん、応募書類である履歴書と職務経歴書ですよね。
あなたの応募書類は、相手が購入したくなるような良いカタログですか?
あなたが営業マンだとしたら、そのカタログ(職務経歴書)の商品を売り込む自信はありますか?
もし自信が無いとしたら、どうしたら良いでしょうか?
もちろん自信が持てる内容の職務経歴書にする事ですよね。
だから、大変だと思っても面倒くさがらず、自信の持てる内容に修正していきましょう。
どの企業も、売り込む自信の無い営業マンからは商品を購入しませんよ。
転職という「営業活動」で、自分という商品をアピールするには . . .
あなたは、どんな営業マン(ウーマン)から購入したいですか?
「自信が無さそう」
「ボソボソ話して元気が無さそう」
「やたら元気ばかりで丁寧な説明をしてくれない」
「こちらの話をよく聞いてくれない」
「質問に的確に答えてくれない」
というような営業マンから購入しますか?
転職は、「営業するのも自分」で「薦める商品も自分」という珍しい営業(セールス)なのです。
カタログ(応募書類)が悪ければ、営業マンがセールス(面接)に行けないし、カタログ(応募書類)が良くても、それを薦める営業マンがダメなら売れない。
両方が揃わなくては、営業(転職)は、成功しないのです。
例えば、「売れる営業マンには口ベタな人も多い」とも聞きますが、応募書類とわずかな時間の面接だけでは、さすがに口ベタのままでは相手に自分の良さを分かってもらうのは、とても難しいです。
また、ベラベラ話せば良いというものでもありませんよね~。
そこは売れない営業マンと一緒なんだと思います。
お客様の気持ちをそっちのけで、売りたい気持ち一心で口角から泡吹いて、一生懸命自社商品の良さを並べたてる。
そんな時、お客様は買う気になるどころか、きっと引いちゃってますよね。
あなただって、そうでしょ。その気持ちは、面接官も一緒。
だからこそ、転職という営業活動は、
自分(という商品)をよく把握する
↓ ↓ ↓
それをお客様(採用担当者)に興味を持ってもらえるよう伝える
が、一番重要だということです。
あなたは、できていますか?
もし、あなたが自分のカタログ(職務経歴書)に今一つ自信が無いなら、また、面接で自分をしっかりアピールする自信が無いなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。あなたが自信を持って「あなた自身」を売り込めるカタログ(職務経歴書)を一緒に作りましょう!