転職活動と再就職活動、同じようで微妙に違います。その違いを理解し、再就職活動の落とし穴にはまらないようにしないと、なって欲しくない長期化が待っています。そうならず、なるべく早く再就職するために、知っておきたい9つの大事なことをお伝えします。
こんにちは。
転職PRの専門家・西澤です。
私が運営する『転職の個別サポート塾』では、これまでに1,100名を超えるお客様の転職成功をサポートしてきています。
その内の3割強のお客様は、既に、退職された後の再就職活動をされていました。
在職中の『転職』も、離職してからの『再就職』も、大きく言えば、あまり変わりはないのですが、でも実は、色々な面で再就職活動の方が、デリケートです。
なので、再就職活動では、在職中の転職活動よりも、悩まれたり、上手くいかなくなったりするケースも多く見受けられます。
そこで、多くの方に読まれている、以前書いた再就職活動をされている方向け のこの記事を再アップします。
もし、あなたが既に退職してしまって、再就職活動中ならば、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
再就職活動で共通する「苦戦する要因」
私は日々『転職の個別サポート塾』で、転職・再就職される方の個人向けサポートを行っています。
その中で、多くの再就職活動のお客様を見て、苦戦してしまうケースには、共通する要因があることに気が付きました。
スムーズに再就職を成功させる方は、その要因に引っ掛からないよう、上手く避けられています。
あなたは、大丈夫ですか?
つまり、その苦戦してしまう要因を避けるか、その反対を行う事が出来れば、あなたの再就職成功は、近づいてくるでしょう。
それでは、その9つの大事なことを一緒に見ていきましょう!
退職する前後もしっかり再就職活動を行いましょう
退職するには、引き継ぎや退職手続きなど色々やらなければいけない煩雑なコトが発生します。
また、退職日が近づくと、今までのコトが頭をよぎり、感傷的になるかもしれません。
そんなこんなで、再就職活動を後回しにしてしまう。これは、絶対に避けましょう。
「退職したら時間が出来るから」なんて甘いコトを考えていたら、アッと言う間に時間が過ぎていきますよ。
あなたは、半年、1年と再就職活動をしたいですか?
また、退職直後は、「今まで頑張ったから、ちょっとのんびり」や「失業保険もらえるから、しばらくはゆっくり」なんて考えていると、やっぱり、半年や1年アッと言う間に経ってしまいます。
一回緩んだ意識や習慣は、そう簡単には元には戻りません。
だから、退職直後に気を緩めてしまうと、再就職活動の長期化につながってしまうのです。
そんなの絶対に嫌ですよね。
だからこそ、活動を長期化させないためにも、退職する前後も気を緩めることなく、再就職活動をしっかり行いましょう!
精神的に追い込まれる前に再就職しましょう
履歴書や職務経歴書などを用意して応募し始めると、面接に呼ばれない、つまり書類落ちが続いたりします。年齢が高い方、転職回数が多い方など、その危険性は高いですね。
そうやって、なかなか面接に呼ばれないと、少しずつ不安になってきます。
そのとき必要なのは、自己PRや志望動機などを載せている職務経歴書などの応募書類の適切な見直しです。
ところが、その「適切な」が、一人では結構難しいので、上手くいかないことが多いのです。
また、面接に呼ばれても、上手く話せなかったり、上手く話せたのに落ちてしまうと、自信が無くなり、どんどん不安が募ってきます。
そうこうしている間に3ヶ月過ぎると、「再就職できるのかなぁ」「もしかしたら出来ないかもしれない」なんて頭の中で考え始めたりします。
そうなると、精神的に追い込まれる方が多いようです。
だからこそ、そうなる前に再就職を決められるようにした方が良いのです。
それには、面接に呼ばれる職務経歴書や面接で堂々と話せる自信が必要です。
もし、あなた一人では、それが難しいと思われるなら、専門家のサポートを受けることをオススメします。
もし、既に精神的に追い込まれてしまっているなら、その気持ちも含めてサポートしてくれる専門家のサポートを、至急受けられることをオススメします。
視点を変えて、感謝の心を持ちましょう
再就職が上手くいかない理由の一つに、前職に対しての悪い感情を引きずっていることがあります。
良くない思い出が多いのだと思いますが、そのネガティブな感情が、再就職の成功を遠ざけてしまいます。
ネガティブな感情のまま作った「退職理由」「自己PR」「職務経歴書」などでは、応募先の採用担当者や面接官の心には決して響きません。
冷静に考えれば、あなたにもきっと分かると思います。
嫌な気持ちで辞めた会社でも、視点を変えれば、感謝の気持ちを持つことは可能です。
と言うより、どんな小さなことでも良いので「感謝」の気持ちを持ちましょう。
無理やりでも「給料をくれた」「仕事をさせてくれた」などと思い出して感謝するのです。
嫌な職場・人間関係でも、「反面教師で勉強させてくれた」「そのおかげで成長できた、強くなれた」などと思うことだって可能なのです。
その小さな感謝の気持ちが「退職理由」「自己PR」「職務経歴書」などの質を変えてくれます。
そして、あなたを再就職成功に一歩近づけてくれるのです。
再就職活動は仕事です。計画的に行動しましょう
離職してしまうと、あなたを縛るものが無くなり、自由になってしまいます。
実は、この「自由」が厄介なんです。
あなたは、自分で自分を律することができる人ですか?
今までは、仕事で手を抜いたり、期日に間に合わなかったりしたら、上司に叱られたかもしれませんよね。
そういう緊張感が無くなり、それに慣れてしまうと、「明日でいいかな」「来週でいいかな」と知らず知らずのうちに、やれることを先延ばしするようになってしまうのです。
離職されているあなたにとっては、再就職活動が、今一番大事な「仕事」です。
目標に向かって計画を立て、その計画に沿って気を抜かずに活動しましょう。
通勤していたときと同様に、規則正しく生活しましょう
今までは、決まった時間に起き、会社に行き、仕事をして、ランチを食べて、仕事をして、帰宅して・・・と大変でも、規則正しく行動していました。
それが無くなるとはじめこそ、気合いを入れて動いていても段々ルーズになってきます。
誰にも叱られませんし、注意もしてくれませんから。。。
ルーズな生活では、運気も低下します。
通勤していたときと大きく変わらない規則正しい生活を心掛けましょう。
入りたい企業に応募しましょう
もしかしたら、このタイトルを読んで「当たり前でしょ」「入りたくない企業には応募しませんよ」と思いましたか?
ところが、応募する企業のことをあまり調べず、とりあえず応募を繰り返しているうちに、「入れてくれる企業ならどこでも」という応募に段々と変わってきます。
しかし、そういう応募では、あなたにとって良縁になる企業に採用されることは、あり得ないでしょう。巡り合うことも難しいかもしれません。
だから、その企業をちゃんと知って、その企業だから「入りたい」という気持ちを持って志望動機を作り、応募をしていきましょう。
その気持ちが、相手(採用担当者)に伝わる「情熱」になっていきます。
「分解して具体策」「適切な活動」が不安の特効薬
「面接に呼ばれるかな」
「面接で上手く話せるかな」
「内定もらえるかな」
「ホントに再就職できるかな」
など、いくら強がっていても、心の中は不安ばかりですよね。
在職中の転職と違い、無職での再就職活動では、あなたの心に不安がどんどん膨らんでいきます。
その不安に、心が負けてしまって、活動が浮足立ってしまったり、気持ちが萎えてしまうと、あなたの再就職成功は遠のいてしまいます。
実は、その不安を取り除くには、適切な再就職活動をすること以外にはありません。
それも、活動を細かく分解し具体的にして、一つ一つを丁寧にやっていくことが大事です。
不安は、「漠然とした状態」が好物です。
だから、不安に漠然というエサを与えてはいけません。
あなたが既に今もう、不安に押しつぶされそうなら、特効薬である「分解して具体策」「適切な活動」をオススメします。
それを一人で行うのが難しいと思われるのなら、専門家のサポートをお受けください。長期化を防ぎ、再就職成功に近づけるでしょう。
自分を信じよう。「大丈夫、上手くいく」
適切な活動をしても、きっと、完全に不安が無くなることは無いでしょう。
そんな時、大事なのは、自分を信じることです。
何度も「大丈夫。上手くいく」と、口にしてみてください。
不思議なもので言葉を口にしていると、段々それが当たり前のことのように受け入れているあなたが居るはずです。
あなたが、あなたを信じてあげましょう。
自分の魅力を見つけて、相手に伝わる言葉にしましょう
実は、最も大事で、最も難しいのが、コレかもしれません。
あなたは、あなたの魅力を知っていますか?
その魅力を「適切な言葉」にして、職務経歴書や面接で表現できていますか?
相手(採用担当者や面接官)に伝わり易い表現に出来ましたか?
もし、コレが出来ているのなら、再就職成功はもう目の前のはずです。
でも、反対に、その手応えが感じられていないのなら、コレが出来ていないのかもしれません。
再就職を成功させたいなら、あなたの魅力を見つけて、相手に伝わる言葉・表現にしてください。
もし、あなたが、再就職を成功させるために必要な、応募先の採用担当者に伝わる「あなたの魅力」を見つけられていないなら、『転職の個別サポート塾』の無料相談をご利用ください。きっと、あなたも「もっと早く利用すれば良かった」と思いますよ。